乾燥剤に使われているシリカゲルの再利用に効果的な方法

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乾燥材に使われているシリカゲルは
そのまま捨てるのは勿体ないです。

主成分がガラス成分のシリカ(二酸化ケイ素)で
出来ているので、有害性もなく、家庭で乾燥剤として
重宝します。

でも、あらゆる所で使っても効果があるとは
言えないです。

ここでは乾燥剤として使われていたシリカゲルの
効果的な再利用方法を書いています。

シリカゲル乾燥剤とは

私たちが家庭で買うものに入っている乾燥剤には
シリカゲル生石灰があります。

どちらも湿気を吸収するものですが、
吸湿性には生石灰が優れています。

でも、生石灰は取り扱いが難しく
お菓子など、ある程度湿気を許容できる食品には
シリカゲルが使われていることが多いです。

実際、海藻海苔などの少しの湿気でも製品を傷めるものには
生石灰が使われています。

しかし生石灰は水と激しく反応発熱し、強アルカリになるので
一般家庭では取り扱いが難しいですよね。

その反面、シリカゲルはお菓子や海苔など
幅広く使われる吸湿剤です。

主成分もガラスの原料などで出来ているので
有害性もないです。

ただ、シリカゲルは半透明のどちらかと言えば
白っぽい個体なので、水分をまだ吸収できるかどうか
わかりません。

そこで、水分と反応する塩化コバルトという
物質を添加してるものが多いです。

塩化コバルトは、水と反応するとピンク色に変わる
性質を持っているので非常にわかりやすいです。

つまり青のシリカゲルがピンクに変わると
吸湿能力が無いことを示しています。

青色シリカゲル

シリカゲルの種類

シリカゲルにはAとBの2種類があります。
シリカゲルAは湿度が低い時も高いときも
いつでも可能な限り水分を吸収し続けます。

一方シリカゲルBは湿度が高いときは
水分を吸収するけど、湿度が低い時は
逆に水分を放出するという特徴を持っています。

したがって、水分を多く吸湿するという点においては
シリカゲルBが強いです。

なのでシリカゲルAは密閉空間の
仕様に適していて、シリカゲルBは
密閉してない空間、もしくは密閉してても
開け閉めが多いところに適しています。

シリカゲルの再生利用

シリカゲルは、水分を吸湿しなくなっても
熱を加えて水分を放出させれば、また何度でも使えます

つまり、繰り返し再利用できるとういうことです。

通常、シリカゲルの再生には業務用の乾燥機を
用いますが、家庭にはないですよね。

なので、家庭でシリカゲルを再生する時には、
電子レンジを使います。
と言っても、レンジについてるオーブン機能です。

電子レンジでは急に温度を上げ過ぎるので
シリカゲルの再生には適していないようです。

オーブン機能を使い、100~120℃で約2~3時間
加熱して、ジワリと水分を蒸発させ、その後
冷ましていきます。

シリカゲルBについは、天日干しでも
水分は取れるようです。
つまり節電になるということですね。

シリカゲルを再生したら、元々シリカゲルが
使われていたところで再利用しても良いですし
新たなところに使っても全く問題ないです。

ただ、AとBでh性質の違いがるので使わけが
必要です。

シリカゲルAなら、ふすま、タンスなどの
密閉空間で使い、シリカゲルBなら保湿力で
密閉空間ではないところで使うと性能を発揮でいるでしょう。

良く部屋の湿気取りに使う湿気取りがありますよね。
そこにはシリカゲルBを使うと良いです。

ちなみに、シリカゲルはデパート、スーパー、
ドライフラワーなどで手に入れることができます。

シリカゲルのまとめ

シリカゲルにはAとBの2種類があり。
Aは密閉空間で、Bは解放区間で使うと
それぞれの性能が発揮できる。

あまりにも広い空間なら、例えば、部屋全部とかなら
除湿機がお勧めです。

しかも衣類乾燥まであれば、さらにグッドですよね。

 

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