非常食の備蓄はどのくらいあれば良い?

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非常食を備蓄したいけど、どのくらい、
何日分ほど備蓄すれば良いのでしょうか?
こう思っている人って結構いると思います。

東日本大震災を目の当たりにして、
災害時の備えに関心がいっていると思います。

また、30年以内には南海トラフ地震が80%以上の確率で
発生すると言われてますし、それに伴って富士山も
噴火すると言われています。

そんな時のために、ここでは非常食の備蓄について
疑問にお答えします。

非常食と備蓄食糧

災害に備えるために非常食を備蓄しなければ・・・
と非常食と備蓄食料を混合する人もいますが、
厳密には違っています。

非常食とは、災害時に短期間(数時間から数日)
凌ぐための食料が非常食です

つまり、災害時にはすぐに持って避難する
必要があるわけです。

それに対して、備蓄食料は数日から数週間という
長い日を過ごすための食料のことで、これらを持って
避難は多すぎて、とてもできないです。

例えば、備蓄食糧をいざという時に鞄や
リュックに詰めて避難すれば・・・という考えも
あるでしょうが、災害時にはそんな時間は
ないかもしれません。

また、非常食と備蓄食糧では用途などが違うので
同じ共通の食品はあまりありません。

なので、非常食と備蓄食料は別々に
準備しておく必要があります。

非常食の食品と用意する日数

非常食は文字通り、非常事態の時に
とっさに持って避難するものなので、
いつでも持ち出せるように、鞄やリュックなどに入れて
保管しておく必要があります。

また、急いで避難するので、なるべくかさばらずに
軽いものでないと、速やかに非難することが出来なくなる
可能性があります。

したがって、非常食は水、乾パン、飴、チョコレート、
カン詰などが良いでしょう。

飴や、チョコレートは栄養価が高いので
非常食には適しています。
米は重くなるし、火が必要になるので
非常食には向いていません

どうしても・・・というなら、レトルトの
お粥が良いでしょう。

また、レトルト食品も良いです。
というのも、おそらく3日間ほど我慢すれば・・・
と思っても必ず飽きてきます。

非常食はそういうものです。
非常時だから仕方がないのですが、飽きるものは
飽きますよね。

そんな時のために、レトルト食品をいくつか
入れておきましょう。
しかも発熱剤入りなら、温かく食べられるので
気分も良くなりますよ。

非常食の水は、あくまでも飲み水です。
また何日分備えなくてはならないか?
という疑問がありますよね。

通常ライフラインが回復するには
3日程度はかかると言われています。

なので、3日分は揃えたいところです。
でも実は3日分の食料って、意外に多いのです。

通常一人分の水は1日に3リットル必要と
言われています。
飲み水だけに絞っても、2リットルは必要でしょう。

すると一人分でも3日で6リットル必要です。
2リットルペットボトルで3本もあります。

しかも家族が3人、4人だったらどうでしょう。
さらに数が増えますよね。

そんな数を非常時に持って避難するのは
非常に危険です。

なので、まずは家族で話し合って、
どのくらいならスムーズに持ち運べるのか
検討し避難訓練をすることが重要です。

水だけでも大変ですから、米などは
絶対に無理ですよね。

食料は軽く、かさばらなくて高カロリーのものが
非常食には適しています。

また、最近では自治体によっては避難所に
ある程度の食料を備蓄しているところもあるようですよ。

備蓄食糧の食品と用意する日数

備蓄食料は、数日から数週間という
長い間に摂る食糧を指します。

災害時のライフラインの復旧には3日ほどを
要すると言われています。

これがインフルエンザなどの伝染病だと
一週間はかかると言われています。

なので、備蓄食料は最低でも一週間分は
揃えておきたいですね。

といことは、それなりに量も多くなる
ということですね。
しかも結構価格も高くなるということです。

また、備蓄食糧の用途は、避難所での生活
というより自宅での生活のための食料なのです。

つまり、災害時というより、伝染病の流行などで
自宅から出られなくなったときの食料なのです。

もしくは、災害時でも自宅が被害に遭わなくて
自宅に戻れる時などです。

ですから、備蓄食料は移動するということは
考えなくても良いです。

長い時間を家の中だけで生活することになるので
なるべく普段とあまり変わらない食品で、長く保存できる
食品を選ぶと、ストレスもたまりにくいでしょう。

例えば、米とか普段食べている料理の缶詰とかですね。
米は水の使用量を減らすためにも無洗米が良いですし、
火はカセットコンロと燃料ガスを多めに備蓄しておくと
良いです。

あと、カップラーメンやインスタントラーメン、
レトルト食品も良いですね。

太陽光発電があるところは、普通に電気炊飯器が
使用できるはずです。
ただ、電気を売るように設定がなっていると思いますので
売らないようにスイッチを切り替えておくことも必要です。

水の量は、上でも書きましたが、一人3リットル/日を
目安にしてください。

でも、備蓄食料は結構な量になるので、揃えるのは
価格的に大変です。
でも、少しづつでも備蓄するようにしましょう。

後、備蓄食料を保管しておくスペースも
必要になります。

それなりに量がある食料なので、ある程度のスペースが
必要になります。

非常食と備蓄食料の入れ替え

非常食や備蓄食料は保存が効くものを選んではいても
消費期限は必ずやって来ます。

そんなとき、どうします?
一度に入れ替えます?

おそらく消費期限が来たものから順番に
入れ替えるという方が多いのではないでしょうか?

実は、そんなことをしなくても、日常の生活の中で
スムーズに入れ替えることができるんです。

その方法とは一か月か二カ月に一度、非常食や
備蓄食料で一日の食事をするということです。

つまり、食べた分だけ補充していく
ということをするだけなのです。

例えば、一週間分の食料を備蓄したとしましょう。
そして一か月に1日、備蓄食料で食事をするとします。

すると、7ヶ月で備蓄した食料が新しいものと
入れ替わることになるので、知らず知らずの内に
消費期限を過ぎて捨ててしまったということが
なくなります。

実はこのいつの間にか・・・というケースが意外にも
多いようなのです。

いざ、避難生活が始まったけど、食料はどれも
消費期限切れだったとなれば、目もあてられません。

この辺りは、日頃から注意しておきたいところですね。
また、この方法なら元々お金がかかるはずだった
一日の食費の代わりに備蓄していた食料を使うわけですから
負担も小さいですよね。

非常食の場合は、主食となる食品は
少ないと思いますので、おやつにするなどの
工夫をしてみてください。

でも、日頃から非常食や備蓄食料に慣れておくことで
いざという時には、その食料が自然と美味しく食べられる
というメリットもあります。

つまり、慣れておくということですね。
食べてみるとわかりますが、乾パンとか
味もそっけもないですから。

慣れって必要だと思いますよ。
大人は良いけど、特に子供は慣らしておいた方が
良いかも?

非常食と備蓄食料のまとめ

非常食は持ち運びがスムーズにできる程度にする。
食品はなるべくかさばらなくて、カロリーが高い
飴、チョコレートなどが良い。

レトルト食品を入れておくと、食事に
レパートリーができて、ストレスに良い。

備蓄食料は最低でも一週間は用意する。
火にはカセットコンロが良く、燃料ガスを多めに
揃えておく。

非常食や備蓄食料は一カ月か二カ月に一度、
一日の食事に使い、使った分を補充すると
消費期限切れを起さなくて良い。

あと、これは余談ですが、
食糧以外で必要になるものが当然ありますよね。

懐中電灯、携帯電話・スマホの充電器、応急箱などなど。
それ以外にもトイレも重要ですよ。

水が無いので流すことも出来ないです。
水洗ではないトイレも汲み取りに来てくれません。

なので、簡易トイレも絶対に必要になります。

 

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