鳥インフルエンザ H7N9型の致死率と人から人への感染

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鳥インフルエンザ H7N9型の致死率って
どのくらいあるのでしょうか?

中国の事例ではかなり高いようですよね。
また人から人への感染はすでに起きているのでしょうか。

このページでは鳥インフルエンザ H7N9型について
致死率や現状起こっていることをまとめています。

鳥インフルエンザ H7N9型の致死率

鳥インフルエンザ H7N9型は中国では現在、
78人が感染し、16人の方が亡くなっています。

ということは、致死率は現状では
約20%以上もあり、かなり致死率が高い
ということが言えます。

これからも感染者は増えていくことが予想され
それに伴って、犠牲者の数も増えていくのでしょう。

今回の鳥インフルエンザ H7N9型も
人によって重症度がかなり違います。

寝たきりになり、手厚い看護でどうにか生きている人
症状は軽く、動き回れる人と様々です。

これには、免疫力などが大きく影響しているのでしょう。

 

鳥インフルエンザと新型インフルエンザの違い

テレビのインフルエンザのニュースで良く使われるのが
鳥インフルエンザ新型インフルエンザですよね。

この2つはどちらもインフルエンザですが、どこが
どんな風に違うのでしょうか?

鳥インフルエンザは鳥から鳥へ感染します。
そして今回のH7N9型のように、鳥から人へ感染するように
変異しますよね。

この鳥から人へ感染するまでのインフルエンザを
鳥インフルエンザと言います。

一方、人から人へ感染するようになったものを
新型インフルエンザと言って、両者を区別しています。

2009年に発生した新型インフルエンザは豚から人へ
感染してましたが、人から人へ感染するようになり
新型インフルエンザと呼ばれていました。

今回の鳥インフルエンザ H7N9型もまだ人から人への
感染は認められていないので、新型インフルエンザでは
ありません。

鳥インフルエンザ H7N9型の現状

 

鳥インフルエンザ H7N9型の現状は、感染者、犠牲者は
上に書いたように78人が感染し16人が亡くなっています。

また、一番の心配が人から人への感染ですよね。
WHOは、現状人から人への感染は認められないとの
見解を示しています。

でも、中国疾病予防コントロールセンターでは、
確認はしていないけど、人から人への感染が
起こっている可能性があるといっています。

というのも、広範囲で感染のスピードが
早いからだと思います。

でも、渡り鳥が感染の媒介をしているので
広範囲への感染スピードが速いのも当然かもしれないですね。

また、渡り鳥は暖かくなると、北の方へ移動するので
その途中で日本へ立ち寄ることが予想されており
鳥インフルエンザ H7N9型の日本上陸が懸念されているようです。

もしくは、もうすでに上陸しているのかもしれません。

また、WHOは人から人への感染は認められない
という見解を出していますが、鳥インフルエンザ H7N9型が
変異していなくても、密接空間では人から人への感染は
起こりうるとも言っています。

つまり、例えば家族の誰かが感染・発祥した場合、
いつも同じ空間にいるわけです。
そんなときは、人から人への感染は、ウィルスが
変異していなくても起こる可能性があるということです。

ということは、感染した鳥に近づかないことも大事ですが
感染者にも近づかないとうことも大事だということですね。

鳥インフルエンザ H7N9型の感染拡大の理由

中国では当局が感染を抑えるために消毒や
封じ込めなどをして対策をしています。

それにも関わらず、何故感染は拡大し続けるのでしょうか?

この理由の1つは、上にも書いたように、
感染の媒介が渡り鳥によるものだからですね。

流石に渡り鳥まで、封じ込めは出来ませんから。
また、鳥インフルエンザ H7N9型は鳥には
弱毒性なんです。

鳥が大漁に死んでいるとかのニュースはないですよね。
つまり、インフルエンザが感染している地域の特定が
しにくいということなんです。

H5N1型の強毒性のインフルエンザのときを
思い返してみてください。

このときは、鳥も大漁に死んでいたので、
すぐに感染場所が特定できて、すぐに対処できていましたよね。

しかし鳥インフルエンザ H7N9型n場合、鳥は死なないので
感染の場所が特定できないのです。

特定したときは、人にすでに感染したときです。
そうなると対策が後手後手になり、遅れるんですね。

だから、すでに感染している鳥がいても
気づかずにいるケースが多いと思われています。

鳥インフルエンザ H7N9型の感染が拡大する理由には
これらのことが原因と考えられているようです。

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