MARSが韓国で流行していますよね。
でも以前に良く似たSARSという感染症が同じく
韓国で流行しました。
このMARSとSARSの違いはどこなのでしょうか?
またMARSが日本へやってくるのも時間の問題
と言われています。
そのとき、どんな予防をすれば良いのでしょうか?
ここではそんな疑問について書いています。
MARSとSARSの違い
MARSとSARSは厳密に言えば、DNAが違うので
異なる感染症です。
でも、どちらもコロナウィルスに感染することで
発症します。
そのコロナウィルスのDNAが少し違っているのです。
MARSは新型コロナウィルスのようです。
したがって、似たような症状が出るのが特徴ですが
少しづつ違っているようですよ。
では、どこが違うのでしょうか?
潜伏期間
SARSの場合は2~7日に対してMARSは9~14日と
約2倍も長くなっています。
ただ、最近では14日を過ぎた後でも
発症するという事態が起こっているようで
14日を過ぎたからと言って安心はできないようです。
致死率
SARSは十数%だったのに対してMARSは最初は
30%ほどもありました。
でも今ではほぼ同じになっているようですね。
症状
発熱、筋肉痛、咳、呼吸困難という主な症状に
違いは見られないようです。
ただ、MARSでは咳に痰が絡むようで
SARSのときはそうではなかったようです。
また、感染力ではMARSがSARSより
弱いと言われています。
MARSの予防は?
MARSの感染経路は飛沫感染と接触感染のようです。
感染者の飛沫にMARSのウィルスが混入されているので
飛沫を吸いこんだり、触ったりして体内に入ることで感染します。
したがって、予防はインフルエンザと同じように
マスク、手洗い、感染者の近くに行かないというのが有力な予防策となります。
さらに、日本で流行し出したら消毒なども有効になるでしょう。
MARSの治療
MARSもSARSと同じようにワクチンや有効な治療がない
という点では違いはありません。
MARSの治療は、対処療法ということになります。
つまり患者の体力勝負ということです。
体力があり免疫力が強ければ、新型のコロナウィルスを
体内から排除して完治します。
したがって、最大の予防は免疫力を普段から
高めておくことなのかもしれませんね。
ちなみに、免疫力を高めるには腸内環境を整えることが
一番良いそうです。
それには、乳酸菌がたくさん入っている
ヨーグルト、納豆が一番適しているようです。
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