放射冷却でフロントガラスが凍る理由と対策

※このサイトではアフィリエイトを利用しています

スポンサーリンク

放射冷却って良く聞きますが、
詳しくはどんな現象なのでしょうか?

また放射冷却でフロントガラスが凍りますが、
その理由は?また凍らないための対策や凍ったフロントガラスを
素早く溶かす方法は?

ここでは放射冷却でフロントガラスが
凍る仕組みやその対策などについてわかりやすく書いています。

放射冷却とは

放射冷却とは、熱を電磁波として放出する現象のことです。
この現象は、一年中どこでもいつでも絶対零度にならない限り
起きています。

絶対零度とは、エネルギーが最低になる温度で
約-273℃のこと。
エネルギーが最低なので、放出しようがないので
放射冷却は起こらない?

例えば、太陽が出ると暑く(もしくは、温かく)なりますが、
これは太陽が電磁波を出し、地表はその電磁波を吸収して
温かくなっているわけです。

放射冷却で車のフロントガラスが凍る理由

放射冷却は主に夜に行われます。
日中は太陽が電磁波を放射し、地表が
それを吸収して温度が上がります。

でも夜になると今度は地表が熱を電磁波として放射し
地表の温度が下がっていきます

この時、雲があれば地表から放射された電磁波を雲が
吸収し一部を地表へ放射するので、フロントガラスが
凍るまで冷えないのです。

雲などがなく快晴の夜空の場合、地表の放射が
さえぎられることなく行われるので、急に気温が
低下します。
そのため、フロントガラスが凍ってしまうのです。

特に天気などでは雲が無い時の放射冷却を単に放射冷却
と呼ぶことが多いですね。

車のフロントが凍る仕組み

放射冷却で夜の気温が急激に下がることで
フロントガラスが凍ることを上で説明しました。

では、フロントガラスが凍るしくみは
どうなっているのでしょう。

昼間は地表の空気が暖かくなって上空に
上昇します。

でも夜になると、冷えてくるので地表に降りるのですが、
空気は水分をいくらか含んでいるので、この時放射冷却で急に
冷やされると凍ってになります。

この霜が車のフロンガラスに降り注ぎ
凍らせると言うわけです。

もし雲があれば、放射冷却による冷えも
そこまでないので霜にはなりません。

放射冷却でフロントガラスが凍らないための対策

フロントガラスが凍るのは、霜が降って積もるからで
積もるのを防げば、フロントガラスも凍りません。

ということは、一番良いのは屋根付きのガレージなどに
入れることです。

でもガレージを借りるにしても、建てるにしても
非常に高価ですよね。

なので、少し手間ですが車カバーをすれば
凍るのを防げます。

また、フロントガラスが凍っても、お湯をかければ
すぐに溶けてしまいますが、ワザワザ持ってきて
終った後に直すのも面倒ですよね。

そんな時は、解凍スプレーが重宝します。
これなら、車に入れておいて使う時に
取りだして使うだけですから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました