世界文化遺産登録のメリットとデメリット

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世界文化遺産に登録されることは、
世界に貴重で価値があり後世に残すべきものと
認められたということですよね。

日本でも多くの世界文化遺産がありますが、
それに登録されることのメリットやデメリットって
どんなものがあるのでしょう。

ここでは世界文化遺産とは何かを交えながら、
メリット、デメリットについて書いていきます。

世界文化遺産とは

バルバラ城

世界には、貴重な建造物、遺跡、自然などが
たくさんありますよね。

それらは、みんなで共有し代々受け継がれるべきものです。
その中でも特に「世界遺産条約」により価値があると
認められたものを世界遺産と言います。

世界遺産の中で、記念物、建造物群、遺跡、
文化的景観のものを世界文化遺産と言うようです。

世界遺産は世界文化遺産の他に、自然遺産
両方を合わせ持つ複合遺産があります。

今回富士山は世界文化遺産に登録されました。
しかも事前調査ではかなり難しかった三保松原も
含めての世界文化遺産登録ということです。

世界文化遺産登録のメリットとデメリット

嵐山

世界文化遺産だけでなく、世界遺産登録には
メリットもあれば、当然デメリットもあります。

しかもその2つは表裏一体になっていることが
多いようです。

世界遺産登録のメリット

世界遺産に登録されるとまずは、知名度が
抜群に上がりますよね。

それによって、国内だけでなく海外からも
観光客がどっと押し寄せてきます。
そうなると、地元の地域は潤いますよね。

また、そこまでの交通機関なども人が増え
利益が望めます。

つまり、世界遺産に登録されるメリットの一番は
経済効果というわけですね。

特に過疎化が進む地方にとっては、観光客による
経済活性や人口増加は地域活性に繋がると思いますね。

世界遺産登録のデメリット

世界遺産に登録されることによるメリットは
大きいですが、それだけではありません。
当然、デメリットもあります。

しかもメリットの要因がデメリットに繋がることが
多いようですね。

例えば、人が多く集まり経済効果に
期待が出来、地域活性化にもつながることが
メリットでしたよね。

人が多く集まり過ぎると、自然や世界遺産自体が
傷ついてしまうことがあるようです。

富士山が世界遺産に登録されましたが、
早速デメリットも出て来たようです。

登山者が増えすぎてしまい、登山の安全性に
支障が出ているようです。
そのため、富士山に入山料を定めて、安全管理を
より強くしていくかも?とか言われていますよね。

また、地元の道路が混雑して交通が
マヒすることもあるようです。

日本の世界遺産登録

富士山

2013年は富士山が世界文化遺産に登録されました
日本ではこれまでに世界遺産に登録されたものが他にもあります。

その日本の世界遺産を紹介します。

日本の世界文化遺産
登録年 登録された遺跡や建造物
1993年 法隆寺地域の仏教建造物
1993年 姫路城
1994年 古都京都の文化財
1995年 白川郷・五箇山の合掌造り集落
1996年 広島の原爆ドーム
1996年 広島厳島神社
1998年 古都奈良の文化財
1999年 日光の社寺
2000年 琉球王国のグスクおよび関連遺産群
2004年 紀伊山地霊場と参詣道
2007年 石見銀山遺跡とその文化的景観
2011年 平泉(仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群

 

日本の世界自然遺産
登録年 登録された世界自然遺産
1993年 屋久島
1993年 白神山地
2005年 知床
2011年 小笠原諸島

詳しくは↓

富士山と三保松原

富士山が世界文化遺産に登録され、しかも
三保松原も世界遺産に登録されました。

以前の調査では、三保松原は富士山と距離も
離れているし、海岸の景観が悪いということで
除外するように言われていましたよね。

それで、登録されるのは富士山のみ
と思った人は多いのではないでしょうか。

でも、文化庁の役人の起点と作戦によって
三保松原までも世界遺産に登録されたことは
大きいですよね。

三保松原が登録された理由については、
富士山と一体の景観は数多くの芸術家などに
多大な影響を与え続けてきたもので、
切り離すことはできないと判断されたからのようですね。

富士山を世界遺産に登録しようと最初に言った人物

実は最初に富士山を世界遺産に登録しようと
1992年に提唱した人がいるようですね。

その方の名前は、中島信哉(86)さんという方で
以前は学校教諭だったそうです。

富士山を世界遺産に登録しようと思った理由は
当時、富士山に投棄されるゴミが凄かったようなんです。

それで世界遺産に登録されれば、少しはきれいに
なるのではないか?と考えたからのようですね。

それから21年、ようやく世界遺産登録と
富士山がなったわけですが、大変なのはこれからです。

ゴミなどで景観を損なうようなことがあれば
登録抹消も有りうるようで、これからの対策が
重要になってきます。

デメリットのろことでも書きましたが、
すでに入山料を取ることは静岡県と山梨県で
決定のようです。

今いつからそうするのか?という打ち合わせに
入っており、そこでの調整が遅れているようですね。

入山料は富士山の景観維持費に使われる
ということのようです。

これで、入山者の人が過剰にならなければ
良いのですが、効果がなかったら、次はどうするのでしょうね。

三保松原ではすでに1日の観光客がゴールデンウィーク並み
訪れたようですが、これからゴミや破壊などの問題に
直面していくことになるかもしれないですね。

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