シェーグレン症候群って女優の菊池桃子さん自身が
闘病中と自分で告発しましたよね。
また日本では患っている人は10~30万人とも
言われています。
そんなシェーグレン症候群の症状や治療は
どんなものがあるのでしょうか?
またシェーグレン症候群とは一体どんな
病気なのでしょうか?
ここではそんな疑問にお応えします。
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シェーグレン症候群とは
シェーグレン症候群とは、主に涙腺や唾液腺といった
外分泌系の自己免疫疾患のことです。
日本では10~30万人の患者がいると
言われてます。
また、男性よりも女性に多い病気で
40~50歳に多く発症するようです。
またシェーグレン症候群は、関節リウマチなどの
膠原病を合併する2次性シェーグレン症候群と
膠原病の合併がない原発性シェーグレン症候群に
分けられるようです。
シェーグレン症候群の症状
シェーグレン症候群は外分泌系の障害なので
口腔、鼻腔、目に主な症状がでます。
目の症状
涙が出ないもしくは出にくいので目が乾燥します。
なので、ドライアイや目が疲れる、目が痛いなどの
症状がでます。
鼻の症状
鼻の粘液が出にくい状態なので鼻腔が
乾燥し、鼻の中にかさぶたができたり、
鼻出血などの症状が出ます。
口の症状
口の中・口腔が乾燥するので、虫歯になりやすいです。
また口の中が乾いたり、唾液だ出ないため食事が
出来なかったり、口内が痛かったりという症状がでます。
全身症状として疲労感、頭痛、うつ、記憶力低下などが
上げられます。
また、極稀にですが、肺炎や肝硬変といった症状も
出ることがあるようです。
悪性リンパ腫にいたっては、何と通常の16~44倍もの
リスクがあるようですね。
こんな症状がでるとシェーグレン症候群による
寿命が頭をよぎりますよね。
でも、これらの稀な症状以外については
きちんと治療をしている限りは、寿命には
あまり関係ないようです。
シェーグレン症候群の治療
シェーグレン症候群は遺伝や環境、免疫異常などが
関係すると言われていますが、はっきりとした原因は
まだわかっていないので、完治するような治療方法が
見つかっていません。
なので、シェーグレン症候群の治療には
対処療法を用いるようです。
つまり、症状を出来るだけ出ないように
薬、体質改善、自己管理をしていくという
方法になるようです。
例えば、ドライアイへの対象法はすでにあるので
それに従い、さらに涙腺を刺激して涙の促進という
対処もしていきます。
ただこの治療は、ドライアイに対する治療であって
シェーグレン症候群の治療ではないですよね。
なので、シェーグレン症候群は今のところ
完治はしないようですね。
兎に角、シェーグレン症候群の症状を薬や体質改善、
自己管理により出さないようにすることが
今のところのシェーグレン症候群の治療なのです。
菊池桃子さんも薬対処により、症状が抑えられ
普通に生活を送っているようですよ。
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