アイソン彗星の近日点と観測

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アイソン彗星が昨年発見されて、
2013年には近日点がやってきます。

そのため、地球からアイソン彗星を
十分に観測できるようになります。

でもアイソン彗星って、あまり聞かない
彗星ですよね。

アイソン彗星とはどんな彗星なのでしょうか?
また近日点はいつなのか?観測はいつ、どの方角が
一番良いのでしょうか?

ここでは、そんなアイソン彗星の近日点や
観測を中心に書いています。

アイソン彗星とは

アイソン彗星とは、2012年9月21日にヴィタリー・ネフスキーと
アルチョム・ノヴィチョノクが発見した彗星だそうです。

名前の由来は、2人が所属していた国際科学光学ネットワーク
International Scientific Optical Networkにちなんでアイソン(ISON)と
なったようです。

発見された時には、すでに木製の軌道より少し
遠いところにあったようで、太陽からの距離は
約6.3天文単位にあったようですね。

1天文単位が149597870700メートルということから
宇宙規模ではそんな遠くではなかったんですね。

もしこれが、地球衝突とか、太陽衝突など大惨事になれば
上記の距離はあまりにも近いとしか言いようがありませんよね。

だって、発見から太陽へ最接近まで1年ちょっとしか
ないんですから。

また、アイソン彗星は回帰しない彗星なので
今回見逃せば、二度と見れません。

公開しないためにも、アイソン彗星が見れる方角
時間帯を知って、観測してみましょう。

アイソン彗星の近日点

アイソン彗星の近日点は2013年にやってきます。
その前に、近日点について説明しましょう。

近日点とは、天体が太陽に一番近づくときです。
そして地球に一番近づくときを近地点と言います。

この近地点のとき、見かけの大きさも大きくなり
観測しやすくなります。

アイソン彗星も最接近のときは肉眼で観測できるかも?
と言われています。

アイソン彗星の近日点は2013年11月29日といわれています。
その時、明るさが最も明るくなるようですが、太陽に近すぎるため
近日点前後は、地上からは観測できない、もしくは、しにくいようです。

アイソン彗星の観測と見える方角と時間

アイソン彗星は10月は東の空に日の出前
観測できます。
目安はしし座方向です。

10月から近日点までは火星を追いかけるように
移動していくので、火星を目安にしても良いです。

ただし肉眼では見えづらいので、天体望遠鏡や
双眼鏡が必要になるかもしれません。

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夜、観測できる位置にはいないので夜には無理です。
昼間は見える位置にいるのですが、太陽の光で
観測することはできません。

また、11月29日の近日点まで段々と高度が低くなるので
地上からアイソン彗星を観測しにくくなります

東の空が開けた場所からの観測が必要になります。
また、上記に書いたように近日点の前後は観測が
地上からはほぼできないようです。

でも、12月に入ると再び太陽から離れて
アイソン彗星を観測できるようになります。

見える方角と時間は日の出前の東の空です。
目安はへびつかい座へび座です。

また、この後のアイソン彗星の高度は高くなっていき、
尾も近日点前に比べて長くなるようなので、観測も
し易くなるようです。

ただ、近日点の通過でアイソン彗星が破壊や分裂を
起こす可能性もあるようで、今のところは予想のようですね。
そのくらい、アイソン彗星は太陽の近くを通過するようですね。

12月下旬(27日ごろ)には近地点になって、
日没後の西の空にも観測できるようになります。

でも、太陽から随分遠ざかっているので、
それほど明るくはなくなっていないようです。
ということは、地球に最も近づくけど、そこまでの
期待はできないということですね。

また、1月末までは北の空に一晩中観測できるようですが
肉眼では無理のようです。

ここまでアイソン彗星について書いてきましたが
いかがでしたか。

2013年にしか見れないアイソン彗星。
是非、実際に見てみたいものですね。

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