スマートアグリとは?オランダに見る日本の農業の有り方

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スマートアグリとはどんなものなのでしょう?

オランダが進んでいると言われていますが、
オランダのスマートアグリから日本の農業の
有り方がみえてくるようですね。

ここではスマートアグリについてと
TPP参加の日本の農業について書いていきます。

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スマートアグリとは

スマートアグリ

スマートアグリとは、簡単に言うと今の農業に
IT技術を組み合わせて自動化や無人化と言ったことを
可能にする高度な農業技術のこと。

スマートアグリを使用することで、大量生産が
可能になり、労働力も少なくて済むようになります。

スマートアグリに代表されるのが植物工場。
オランダが最も進んでいると言われています。

でも、オランダと日本では規模そのものが
全く違うようです。
日本は、ようやく日本版スマートアグリに
取り掛かったばかりのようですね。

スマートアグリは気候、温度、湿度、肥料など
農業におけるあらゆる因子を徹底的に管理し
それをもとに自動化や無人化します。

そのため、少ない労力で大量生産が出来るのです。

スマートアグリとオランダ

オランダの風景

オランダの面積は九州とほぼ同じくらいです。
でも、農業輸出量は世界第2位となっています。

これを可能にしたのが、オランダのスマートアグリなのです。

オランダでは、東京ドーム何個分という規模で
農業生産をやっています。

日本の植物工場とは規模で比較になりません。
この広大な農地を管理しているのです。

また、オランダが成功した理由の1つに
国が推し進めたというのがあります。

コストがかかることなので、やはり資金面で
国の協力は必要不可欠でしょう。

また、オランダではコージェネレーションシステム
導入しており、熱源の再利用もしているとか。

日本のスマートアグリ

日本のスマートアグリは、ようやくITの
導入をし始めたところです。

耕作地ごとの天候、土地中の湿度、肥料を与えた日時や量、
出荷状況、在庫などを管理します。

これらのデータを蓄積して、スマートアグリの
自動化などに利用するのでしょうね。

オランダもこうしたデータの積み重ねが
あったからこそ、スマートアグリで成功したんだと思います。

日本のこれからの農業

日本の農業

日本はTPPに参加が決まりましたよね。
ということは、聖域があっても農業への
打撃は避けられないということです。

でも、もし日本がスマートアグリに成功して
大量生産ができるようになったらどうでしょうか?

価格面でも海外に引けは取らないと思いませんか?
でも、1つ心配事もあります。

それは、今の食材の味や品質が自動化しても
きちんと保てるのか?ということですね。

日本の農作物はある意味、農業の職人が
作りだしたと言っても過言ではないでしょう。

そのくらい長年の経験、伝統、試行錯誤を
繰り返して作られています。

また、手間暇かけて精魂こめてつくからこその
美味しさだとも言えますよね。

まあ、だから大量生産とはいかないのでしょうけど。

それが果たして出来るのかどうか・・・
もしかしたら、大量生産ということだけ目が言って
味や品質は今よりは落ちることになるかもしれませんね。

もしくは、ある程度の自動化にはなるけど
ここだけは・・・というところは、手動というか
職人芸にたよることになるかもしれませんね。

でも、自動化しても味も品質も落ちない
スマートアグリを完成させて欲しいですね。

日本のスマートアグリが実際にはどうなっているのか、
どこまで進んでいるのかを知るのに良いイベントがあります。

それが、植物工場・スマートアグリ展です。

企業や各団体が関連商品や研究レポートを
紹介したりするものです。

またシンポジウムやフォーラムもあるようですね。

会場は東京ビッグサイト、日にちは2013年は
5月29日~31日のようです。

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